2017-05-10

案件のFIT単価について

弊社案件は現在申請中のものが多く、ほとんどはFIT単価21円のメガソーラー等になります。

しかし一般的にはFIT単価32円等の案件も販売されています。どちらのほうがメリットが大きいでしょうか。

プレミアム間のある32円案件のほうがよさそうですが、弊社は低いFIT価格案件のほうが収益率が高いと考えています。

 

21円と32円の案件では、コストで考えると32円の方が当然よい利回り案件になるはずですが、実際には大抵10%前後で販売されています。これは、土地付き太陽光の販売価格が、投資不動産等の他の投資案件との比較で決まるため、安い価格で出せる場合でも、販売可能なできるだけ高い価格で価格設定されるためです。結果的に、FIT価格21円のメガソーラーも32円のメガソーラーも、発電事業者からしてみれば大方同じ収益率となります。

しかし実際には、固定価格買い取り制度20年が経過後も、設備が稼働していればエネルギーミックスの中のメイン電源(火力や原子力)に若干のプレミアムを載せた価格で買い取られる可能性があります。その時には、FITのような制度はほぼ無くなっているため事業者が自ら市場で販売する必要がでてきますが、CO2排出や原発リスクもなく、限界費用がほとんどない太陽光や風力を優遇的に市場で買い取れるようにするメリットオーダーのような仕組みができていることが予想されます。

価格のプレミアムやメリットオーダーのような優遇はあくまで予想ですが、どのみちFIT終了後は事業主自ら電力市場で販売することになるでしょうから、FIT価格は関係なくなり、あくまで容量比較となります。

そうすると、同じ売電収入ベースで比較すると、32円1000kwに相当するのは21円では1524kwとなり、21年ー30年の売電収入を試算すると下記のようになります。

 

21年目以降の収入の差は52%の差となり、

30年間累計で計算すると6%位の差になります。

(21-30年の間は80%の劣化率でkwh10円で計算した場合)

 

 

 

 

 

 

 

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