2018-10-26

電力会社の情報公開について2

 

この件を象徴する象徴する最たるものは、「空き容量マップ」である。

空き容量マップは地域ごとに電力会社が一般公開するものだが、この空きというのは、地域ごとの変電所と電線の空き容量のことである。

 

例えば千葉県の空き容量マップは次のようになっている。

この図で赤は空き0を示している。千葉県の6600vの電力系統は全ての地域で空きが0である。

この空き容量マップは、事業者が特定の地域で太陽光設置する場合の参考資料となる。

実務的には、「接続検討申込」を行い、216,000円(税込)を支払い、2か月もしくは3か月の検討期間を経たのちに接続条件を見るのが通常だが、費用と時間がかかるため、あらかじめ空き容量マップや「事前相談」で接続検討申込を行うかどうかの判断をする。

 

しかし、この空き容量マップが全くあてにならない。

上記の千葉県の場合、このマップを見る限り、接続検討申込を費用を支払って行うのは全く無意味である。

しかし実際に接続検討を出すと、1MWで接続負担金300万円、期間半年間であったり、500kwで接続負担金100万円、期間1か月といった回答が返ってくる。これでは、空き容量マップの存在意義は全くないし、事業者としてはなんでも間でも、216,000円を支払って運を天に任せるしかなくなってしまう。

 

結局のところ、このマップの空き容量の計算には問題があるとしか思えないが、それを検証するすべも事業者側にはない。計算根拠も電力会社側にあるためである。

 

 

 

 

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