2018-12-20

入札区分について

来年度の入札が太陽光高圧の場合は、500kw以上からになったようだ(日経記事より)。

200kw程度からになるか500kwからになるか、不明のままだったので想定の一番大きい容量が入札になったので、高圧中心の業者としては一安心だ。

 

今年度2回目(開始以降3回目)の特別高圧向け入札は最低額で14.25円、最高額で15.45円だった。上限額は15.5円で今年度1回目の上限額据え置きだった。業者も前回の上限額を踏まえて価格提示しているので、7件落札できたようだ。

 

入札となった場合、案件開発の難易度は格段にあがる。買取単価は固定価格より間違いなく下がる。高圧と低圧が18円だったので、上限額で落札しても2.5円の差もある。また、現状年2回しか行われないため、実質的な締め切りが数か月早くなってしまう。その上入札証拠金が一次はkw500円、二次はkw5000円必要になるため、落札後事業実施できない場合の負担が大きくなってしまう。募集容量があるため条件がそろっても確実に事業化できる保証がない。結果的に確実に実施できるようなリスクの少ない案件以外認定にすすめなくなるため、取り組める案件の量が激減する。

 

入札区分が200kw以上になってしまった場合、高圧の市場がほとんどなくなり、太陽光は低圧メインの市場になってしまうという懸念があった。元々、200kw規模の高圧というのはキュービクルや主任技術者コストが比較的重くかかってくるため、中途半端な区分に見られやすくかった。結果的に、低圧に分けられたり案件として見送られたりすることが多くなってしまっていた。入札が200kw以上になった場合、間違いなくこの傾向がさらに進み、小規模の高圧(200~500kw)は激減していたと思う。その場合低圧に分割される傾向はますます高っていっただろう。(そもそも系統接続可能性の点で扱いに違いがありすぎるのが分割されてしまう大きな理由の一つだ。)

 

今回500kw以上が入札対象になることで、AC500~1000kwの規模案件というのはほぼなくなるのではないか。1メガ位まではAC499kwの過積載で対応することになり、低圧並みに過積載が進んでいくのではないか。そのためのパワコンの活用法(分岐ケーブル、AC容量調整)などが進んでいくと思われる。その場合、金融機関の過積載に対してどこまで理解されるのかも重要になる。

 

 

 

 

 

 

 

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